虚空の中心
Echoes from the center of nowhere 


2006 / 木(朴、黒檀)、竹紙、竹、フロロカーボン弦、天然ニス 
音・空・観 


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ーどこでもない場所の中心から何かがこだまするー

竹紙を使った作品制作をする機会があり、以前から構想していた 楽器壁を創ってみることにしました。ペグやブリッジなどのパーツを全て自作し、4弦コードを23器つくって、壁面に設置しました。弦の振動が壁を振るわせる楽器のような空間を想定したインスタレーションです。
左から順に弦を弾くだけで、楽曲のフレーズが奏でられるようなチューニングを試してみました。


音・空・観」シリーズは

空間を構成するネットワークを作品によって探求する試みです。そのネットワークの中でも、 音 がこのシリーズの主要なテーマです。