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野口ちとせ 展

手に余る鉛筆計画 such pencils plan


2017 8/8 (火) ー 9/6 (水)
am10ーpm 5


会場 自遊学校
  
 高知県幡多郡大月町竜ケ迫 TEL 0880-73-0804
   
>>自遊学校,jp


鉛筆というと、木造の校舎で木製の机とイスに座って、荒削りの鉛筆を握っていた小学校の教室を思い出す。
その頃は科学技術が進歩すれば貧困や無知は無くなり未来は明るいような気がしていた。それから半世紀経ったが、
世界では未だに6000万人の子どもがまともな教育を受けられずにいる。無知につけいる大人たちの手に余る鉛筆
が必要だ。
本展の会場、自遊学校のある竜ヶ迫は高知県の中でも最もアクセスが悪い所。
「手に余る鉛筆計画」は、その僻地の廃校に高さ2〜3mの赤い巨大鉛筆を100本立てるインスタレーションプロ
ジェクトである。増殖していく『手に余る鉛筆たち』は、Googleの衛星写真に果たしてどう映るかな?     

                                             野口ちとせ


大阪と高知を拠点に活動している野口ちとせは2年前から大きな鉛筆の形をしたオブジェを作り始めた。
きっかけはパキスタンに住んでいた15歳の女子学生マララ・ユスフザイさんがイスラム過激派に銃撃され
瀕死の重傷を負った事件だった。大きな鉛筆は教育のメタファであるとともに不屈なマララさんの象徴でもある。
一昨年、高知の廃校宿舎・自遊学校で 2mの鉛筆7本を校庭に立て、途上国の女子教育を支援するチャリティ展
覧会を開いた。
その後、野口は大きな鉛筆を100本作る計画に着手した。これは高さ3mの鉛筆作品を僻地の廃校校庭に 100本
立て宇宙空間から撮った衛星写真(google earth)を世界中の人に見てもらうという壮大な?計画だ。
今回は手始めに12本の鉛筆を自遊学校の校庭に立て個展を開く。個展タイトルは「手に余る鉛筆計画」。
個展の売上額10%と来場者から募った寄付金全額をマララ基金に寄付する。          (自遊学校)


  本展は途上国の女子教育を支援するマララ・プロジェクトの一貫として開催する展覧会です。
2015年からスタートしたこのプロジェクトは、紛争・貧困・差別のない平和で持続可能な
世界
実現を目指す地域振興プログラムとして、展覧会や音楽会などのチャリティイベント
を継続し
展開しています。>> http://plus1art.jp/MalalaP.html
 


●ご報告
こんな僻地まで沢山のご来場をいただきありがとうございました。
第T回目の展覧会は終了しましたが、校庭の鉛筆は今後さらに増殖していきます。
会場に置かれていたマララ基金への募金箱に集まった募金の総額は1万5450円でした。
高知市や松山・高松、四国以外のさらに遠方から作品を見に来られた方や寄付していただいた皆さんに深謝。
募金は途上国の女子教育を支援するマララ基金に全額寄付します。



高知新聞 2017 08 24